安室さんから学ぶ、疲れない「気づかい」とは?

  • 2019.01.23
安室さんから学ぶ、疲れない「気づかい」とは?

 

もう1月も下旬ですが、あけましておめでとうございます。かーちゃん(@ka_chan__)です。

いよいよ4月から新社会人になります。新しい会社、新しい土地、初めての一人暮らし・・・など今からどうなることやらといった感じです。

そして今回の記事は!最近この本を読んだのですが、


誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ 対人関係療法のプロが教える


読んでいくうちに、「これ、ゼロの日常の安室さんなのでは・・・?」と思い至りました。

そこで、この本に書かれている「気づかいのコツ」をゼロの日常の安室さんを参照しつつ解説します!

まず安室さんって?

2018年、様々なメディアで取り上げられてきたのでご存知の方も多いと思いますが改めて解説を。

本名は降谷零。黒の組織に潜入している公安警察官

警察庁警備局警備企画課(通称ゼロ)所属。29歳の独身。右利き。劇場版第22作『ゼロの執行人』におけるキーパーソン。表の顔は私立探偵の安室透で、喫茶店のポアロにてアルバイトしながら小五郎に弟子入りする形でコナンたちと接点を持つようになる。

[略]

爽やかで理知的な雰囲気を放つ、金髪で色黒の美男子。情報収集力・観察力・洞察力に長けた切れ者。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/名探偵コナンの登場人物#安室透

そして、この彼が主人公を務める名探偵コナンのスピンオフ漫画が「ゼロの日常」です。

映画ではスポーツカーでカーチェイスを決めたり、犯人確保のために高い身体能力を生かして走ったり戦ったりと大活躍でしたよね。

でもこのスピンオフ漫画は、普段喫茶店ポアロで働いている様子や、警察の部下と一緒にご飯を食べたりなどのまさしく「ゼロの日常」を描いたものとなっています。

疲れる気づかい、元気になる気づかい

ここで!本題は気づかいの話に。

最初に紹介した「誰とあっても疲れない気づかいのコツ」では、「気づかい」を「疲れる気づかい」と「元気になる気づかい」の二つに分けています。

この二つの違いをざっくり説明すると、

「疲れる気づかい」は「自分がどう思われるか」を気にする気づかい。

「元気になる気づかい」は自分の中にある親切さを素直に出す気づかい。

 

例えば、会社で同僚が上司に怒られてへこんでいるとき。

最初に「声をかけてようかな」と思っても、「でも嫌がられたらどうしよう」「なんて声かけたらいいかわからない」と思って結局見て見ぬ振りしてしまう・・・

その結果、何も言われてないのにその同僚に自分も責められている気持ちになってしまう。

他にも、あの人の誕生日を祝ってあげたのに、私の誕生日には何もいってくれなかった!など。

もちろん誕生日を祝われなかったのは悲しいですが、「自分は祝ってあげたのに」と思ってしまうのは「見返りを求める気づかい」ですよね。

こういう風に、「疲れる気づかい」はその気づかいの裏に「相手によく思われたい」や「見返りが欲しい」と色々考えてしまい結局少し不自然になってしまいがちです。

 

この本の中でも、本当の「気づかい」とは「安心」を与えること、とあります。

「見返りが欲しい」という気持ちで気づかいをされても、「私も何かお返ししなきゃ!」と緊張してしまってとても安心とは程遠いですよね。

つまり、本当の気遣い上手は相手が「気使ってくれてるなぁ」とも思われないくらいささやか。それでいて「この人といたら安心できる、心地よい」と思われている人を指すようです。

この具体例として、「ゼロの日常」の安室さんがとってもよかったので引用します。

引用元:週刊少年サンデー 2018年24号(2018年5月9日発売) [雑誌]

これは安室さんが喫茶ポアロに出勤している様子なのですが、

・植物に水をやる

・加湿器をセットする

・電球を変える

を勤務時間の前に行っています(のちに出勤してきた同僚に「早いですね」と言われているのでおそらく勤務時間前)。

そして後のページに、同僚の梓さんが「風邪気味だったけどポアロに来たら調子良くなりました」といっています。安室さんは「日頃の行いが良かったからですね」と返しますが、おそらくそれを知っていて加湿器をセットしていたのだと思います。

さらに、

引用元:週刊少年サンデー 2018年24号(2018年5月9日発売) [雑誌]

これは常連のおばあさまが、いつもはコーヒーを頼むのにお冷やを頼んだ、というシーン。

ここでも安室さんは「おばあさまがいつもより来る時間が遅かったこと」「薬を持っていること」などから「病院帰りで、ランチの後には薬を飲むだろう」と推理して飲みやすいようお白湯を提供しています。

 

これに関しても「僕がやりました」や「病院帰りでお薬を飲むと思うので」などの説明をせずただ黙々とやっているだけ。

まさしく「見返りを求めない」気遣いですね。

「相手の領域」と「自分の領域」

ただ、このように相手が気付いて感謝してくれたり、何も言わなくても安心している様子が伺えたら満足ですが、自分が「よかれ」と思ってやったことが実は相手の迷惑になっていたなんてこともありますよね。

そういう時に大事にしたいのは「相手の領域」と「自分の領域」。

例えば、何か仕事について話をしたい時。

大体の本などで「直接会う>電話>メール」の順で礼儀正しいとされていますよね。

でも最近は、「自分のペースで返したいからメールがいい」という人もいます。マナーや気づかいの本を読んでそれを真似するだけではいけない原因はここにあります。

いくら「こうした方が礼儀正しい」とされることがあっても、相手の事情によっては喜ばしくないことも。これは仕方のないことです。

じゃあどうすればいいのーーー!?って思いますよね。

意識したいのは、

「自分の標準的な気づかい」+「相手の領域に合わせた気づかい」。

標準的な気づかいとは、「自分から挨拶をする」など自分がしていて気持ちいいと思う気づかいのことです。

そして、「相手の領域に合わせた気づかい」とは、自分は「お年寄りには席を譲る」という気づかいを標準にしていても、相手が「お年寄り扱いされたくない」と感じるときは譲らない方がいい場合もありますよね。相手がそういう雰囲気を出していたらそれを尊重することも「気づかい」の一種です。

もしそんな「雰囲気」などわからないという場合。
こういったときはまずは「自分の標準的気づかい」を。その上で、もし相手に喜んでもらえなかったとしてもおちこまない。これは自分や相手に非があるわけではありません。そのときは「何かはわからないけど相手には事情がある」ということを受け止めるだけでも「相手の領域」を尊重する立派な気づかいになります。

終わりに

「どう見られるか」を気にしすぎて逆に気遣いができない、というのは非常に勿体無いと思います。人は本来親切なもの。相手の意思を尊重しつつ、うまく気遣いができるようになりたいですね!

ではまた!


誰と会っても疲れない「気づかい」のコツ 対人関係療法のプロが教える

 


名探偵コナン ゼロの日常(2) (少年サンデーコミックススペシャル)